こんにちは!福岡北九州小倉ダンススクールリアンの池田いくみです。
「胸のアイソレーションが上手くできない」
「たくさん練習しても胸のアイソレーションに納得がいかない」
そんな悩みありませんか。アイソレーションに悩むダンス初心者は多いものです。その理由は、体幹の使い方や動かす部位を間違えている場合が多いからです。
この記事では、基本的な胸のアイソレーションのやり方と具体的な練習方法を解説しています。
また、今すぐ実践できるアイソレーションのコツも紹介しちゃいます!体幹を上手に使えるようになると、他のダンスでも応用できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
胸のアイソレーションのダンス効果
アイソレーションがもたらすダンス効果は、大きく2つあります。
- 迫力のあるダンスになる
- ダンスで使うボディコントロールが上手になる
アイソレーションは体の動きを大きく見せる効果があるため、遠くからでも迫力感のあるパフォーマンスを披露できます。
アイソレーションを習得するには、体の細かい部分の動きを意識しなければなりません。様々な動きを意識できるようになると、ダンス全般で体の使い方が上手になりますよ。
胸のアイソレーションの基本的なやり方
胸を前後に動かす
真っすぐ姿勢を整えたら首と肩の位置を動かさずに、背筋を意識して胸を前に張り出しましょう。
胸が斜め前に張り出せる高さが高いほど、あとの動きと比較されるので迫力がでます。息を吐きながら背中を丸める際にも、肩と首が動かないように胸を中に引きます。
胸を左右に動かす
左右の動きは、体の中心軸を意識しながら腰の位置を動かさずに、胸だけをスライドさせます。左に動く場合は、左肩と右腰が対角線に引っ張り合うように意識しましょう。
チェストサークル:円を描くように動かす
前後左右ができるようになったら、前・左・後ろ・右と順番に点と点を繋げて円を描くチェストサークルにも挑戦しましょう。慣れてきたら滑らかに動かして円を描くとチェストサークルの完成です。
アイソレーションの基本を動画で見たい方は、こちらも参考にしてみてくださいね。
〈YouTube:りょすんちゃんねるプロダンサーが教えるダンス基礎講座!!【アイソレーション編】〉
胸のアイソレーションが上達する基礎練習法
アイソレーションを上達させるためには、練習を繰り返しましょう!すぐに実践できる具体的な練習方法を紹介するので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
前後にゆっくり動かす練習
前後の正しいトップの位置から確認しましょう。大きく息を吸って、できる限り胸だけを斜め上に張り出します。この時に次の点を意識するようにしましょう。
- 肋骨の間が開くのを意識する
- 首・肩関節を動かさない
- 背中から中心部分1点をグッと押されるイメージ
- 背筋を意識する
誰かに背中からグッと押してもらうと、分かりやすいのでおすすめです。
次に、後ろの位置を確認しましょう。息を吐きながら背中を丸めていきます。このときに意識するのは、次の点です。
- 胸を中に入れるイメージ
- お腹を引っ込めない
- 首と肩を動かさない
最初は、慣れずに筋肉に痛みを感じるケースもあるため、柔軟するつもりでゆっくり4カウントから動かしてみてくださいね。
左右にゆっくり動かす練習
左右の練習は肩のラインがとても重要です。鏡の前やガラスの反射を活用するなど、自分の姿が確認できる環境で練習しましょう。
左右の一番動く限界の位置を確認します。腰の位置はそのままに、遠くの物を取るようなイメージで上半身をスライドしながら片手を伸ばしてみてください。この時、次の点を意識しましょう。
- 肩のラインが床と平行になっているか
- 腰の位置が動いていないか
- 対角の肩と腰が線で繋がるイメージ
- 体幹側面の筋肉の伸び具合
どうしても腰が動いてしまう場合には、椅子に座った姿勢で左右に伸ばしてみましょう。座ると腰から下が固定されるので意識しやすくなりますよ。4カウントからゆっくり動かす練習を繰り返して、体に感覚を覚えさせましょう。
胸のアイソレーションの基礎練習について、動画で見たい方はこちらもぜひ、チェックしてみてくださいね。
〈YouTube:ゆーすけのダンス講座:ダンス基礎|胸・肩・上半身のアイソレーションはこの「やり方」でマスターできる〉
音楽に合わせてリズム練習
反復練習はとても重要だと頭ではわかっているものの、モチベーションが下がったり、集中力が続かず飽きてしまったりしますよね…。そんな時は、好きな音楽を流しながら練習すると、テンションも上がって夢中になります。
4カウントでゆっくり動かせるようになったら、音楽に合わせて徐々にカウント数を短くしてみましょう。
前後・左右の動きに慣れてきたらチェストサークルにも挑戦しましょう。前・右・後ろ・左と点と点を結ぶように4地点のトップ位置で止めたら、正しいポージングか確かめます。4カウントでも問題なく動かせるようになったら、少しずつ間隔を短くして音楽に合わせてみてくださいね。
自分の好きな音楽で練習を繰り返して、楽しくダンススキルをアップさせましょう。
動画で動きをチェック
自分を撮影した動画で客観的に見ることをオススメします。鏡越しでは気にもとめなかった動きや部位が、見られるのでひとりでもダンスを細かく修正できます。
胸に大きなロゴが入った服を着て踊ると、胸の動きが特に分かりやすくなるので練習着におすすめですよ。動画でも分からない場合は、ダンス経験者にチェックしてもらいましょう。
当ダンススクールは経験豊富なスタッフが、丁寧にマンツーマンで指導するので上達スピードとクオリティが断然違います!気になる方はぜひ、チェックしてみてくださいね。
胸のアイソレーションが上手くできない3つの理由
胸のアイソレーションは、押さえるべきポイントを間違えやすいです。上手くできない理由を知っておけば、練習すべき要点が絞りやすくなりますよ。
①前後の動きで首や肩が一緒に動いてしまう
胸を前に張り出すときに、首と肩が一緒に動いてしまうと胸の動きが強調されません。首のアイソレーションは、肩から下が静止して首だけを動かすからこそ目立ちます。胸も同じで、胸だけを動かすからこそアイソレーションが強調されるのです。
②左右の動きでラインが下がっている
左右の動きは、肩のラインが床と平行に動かすことがポイントです。片方の肩が下がったり、全体的にラインが斜めになったりしてしまうと、バランスが悪く見栄えが落ちてしまいます。上半身が前に倒れたり、後ろにのけぞったりするのもラインが崩れる原因になるので、注意しましょう。
③胸が思うように動かせない
胸のアイソレーションは、体幹と背筋が重要です。背筋力が足りないと前に張り出す高さが足りなかったり、柔軟性がないと胸を中に引き込んだりする動きも小さくなります。左右の動きも横腹から脇の筋肉がカギになるので、日頃から動きに慣らしておきましょう。
アイソレーションを魅力的に見せるための練習法4つ
胸のアイソレーションは体幹・背中・胸の筋力が発達しているほど、ダイナミックなパフォーマンスができるので、筋トレを練習に取り入れるのもひとつの手段です。
プランク:体幹を鍛える筋トレ
プランクは、腕立て伏せの姿勢を両肘で維持する筋トレです。自分の体重が重りになるため、腹筋と背筋のバランスが鍛えられます。
ただし、お尻を上にあげたり、お腹の力を緩めて床に着いたりすると腰に負担がかかるので注意しましょう。体幹を真っすぐにキープする筋トレが効果を倍増させます。
正しいプランク姿勢を詳しく知りたい方は、こちらの動画を参考にしてみてくださいね。
〈YouTube:前田のまいにちセルフケア ! by GronG初心者のためのプランクのやり方|正しいフォームを解説〉
キャットアンドカウ:背骨の可動域を広げる
ヨガの姿勢のひとつで、四つん這いの姿勢から深呼吸に合わせて背筋を伸び縮みさせます。ヨガは筋肉をほぐしてくれる効果があるため、練習前の準備体操や練習後のクールダウンにも取り入れるとケガの予防にも繋がりますよ。
キャットアンドカウを詳しく知りたい方は、こちらの動画を参考にしてみてくださいね。
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〈Instagramリール動画の埋め込み:yoga_ayaka〉
小さな動きから始めて徐々に大きくする
胸のアイソレーションはダイナミックな動きが魅力であるため、前後に比較できるような振り付けがあると強調してくれます。
例えば、小さいアイソレーションから徐々に大きなアイソレーションにシフトチェンジするだけで、迫力が増すダンスを披露できます。
アイソレーションを活かしたい場合には、振り付けを変えてみましょう。
肩と首をリラックスさせる
肩に力が入ったり、気持ちが緊張したりすると筋肉がガチガチになり、動かせる範囲が狭くなります。誰しも観客の前でダンスを披露するのは、とても緊張しますよね。
そんなときこそ、深呼吸をしてリラックスすることが必要です。気持ちが落ち着くと、ダンスが楽しくなり体の動きにも自然と柔らかさが表現されますよ。
まとめ
キレのあるカッコイイダンスを習得するためには、胸のアイソレーションは絶対に外せません。初心者が失敗しやすいアイソレーションですが、一度覚えるとダンスパフォーマンスは格段に上達します。
それでも、練習しているのに上達が遅かったり、モチベーションを維持したりするのにひとりで苦労していませんか。
私たち福岡北九州小倉ダンススクールリアンでは、指導力のある講師陣があなたのダンス上達を応援します!
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