こんにちは!北九州小倉ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスを上達していくために必要なのは、リズムトレーニングとアイソレーションなどのトレーニングです。
ただ、プロのダンサーのトレーニング風景を見てみると、意外にも筋トレをしていることが多くあります。果たして、ダンスに筋トレは必要なのでしょうか。
ここでは、ダンスを上達するために筋トレが必要なのかどうかと、筋トレをするのであれば、何をすべきなのかについてまとめていきましょう。
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ダンスの上達に筋トレは必要なのか?
プロダンサーの間でも、ダンスに筋肉は必要なのかどうかは意見が分かれています。
というのも、ダンスに限っていえば、筋肉の量は最低限あれば問題ないからです。
実際、ほとんどのプロダンサーの筋肉量はそれほど多くはありません。
むしろ、筋肉がつきすぎていると飛んだり跳ねたりするのに負荷がかかるようになってしまうのです。
また、わざわざ筋トレをしなくとも、ダンスを日常的にやっていれば自然と必要な筋肉がついていくのも、筋トレが不要だといわれる理由ですね。
かといって、ダンスの上達のためには一切筋トレは必要がないというわけではありません。
なぜなら、ダンスの経験が薄い人は身体の基礎がそもそもできていないからです。
ダンス上達のために鍛えるべき身体の基礎とは?
身体の基礎とは、いわゆる体幹のことです。
体幹は体の内側の筋肉のことで、ここを鍛えることで体を支えやすくなります。
ダンスでいえば、不安定な姿勢で立つときにふらついたりしなくなったり、メリハリのあるダンスできるようになったりするのです。
また、副次効果として基礎代謝の上昇が期待できます。現在の体形を維持しやすくなりますよ。
「振り付けはできているのに、なぜかインストラクターと動きが違う」と感じたら、もしかしたらその差は体幹にあるかもしれませんね。
自分の体幹がどの程度か?を調べる簡単な方法があるのでぜひ試してみましょう。
両手を腰にあてて背筋を伸ばし、片足を体に対して90度になるまでしっかりとあげます。この片足立ち状態のまま何秒間キープできるかを測るだけで体幹が強さがわかります。
体幹が強い人ほど長い時間 姿勢をキープし続けることができます。
70秒以上で20代の体幹、60秒以上で30代の体幹と言われています。
もしふらつきがひどかったり、あげている足が簡単に床についたりするようなら、体幹が弱っているかもしれません。
ダンス上達のために体幹を鍛える筋トレ
体幹が弱っていると感じたのなら、以下のような筋トレで体幹を鍛えましょう。
簡単なやり方も紹介します。
ドローイン
ドローインとは、お腹の内部にある筋肉を収縮させ、横隔膜付近の筋肉を鍛える筋トレ方法です。
ぽっこりお腹を引っ込めるのにも有効といわれています。
方法は以下の通りです。
- 仰向けに寝て膝を立てる。お尻の穴をすぼめるイメージで
- 背中を少しそらし、骨盤の出っ張っている部分から少し内側を指で押し、鼻で息を吸う
- 指で押した部分が柔らかくなっていることを確認しながら口から行きを吐く
- 1から3を5回3セットほど繰り返す
プランク
プランクはプロ選手もよく行っている、代表的な体幹トレーニングです。
やり方は簡単で、4つんばいの姿勢を取ったあと、床に両肘をつき、そのあと膝を伸ばしてつま先と両肘だけで体を支えるだけです。
この姿勢を30秒キープ、3セットほど行いましょう。
まとめ
筋トレは、ダンスを上達させるために有効です。
特に体幹が衰えていると感じる人は、ぜひ筋トレで体幹を鍛えましょう。
ダンスに関係する体幹を鍛える方法としては、プランクとドローインが代表的です。
ぜひ鍛えてくださいね。
初心者限定北九州ダンススクールリアンの池田いくみでした。
定員数に限りがございますのでお早めに!
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