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創作ダンスの振り付けが思いつかない!考える手順と対策を解説

こんにちは!福岡ダンススクールリアンの池田いくみです。

学校の行事やイベントなどで創作ダンスを披露することになったものの、ダンスの振り付けが思うように作れない、考えられないという人も多いのではないでしょうか。

特に初心者の場合、一から振り付けを考えるのは困難なことです。

今回の記事では、創作ダンスの振り付けの考え方を解説します。また、応用編としてより魅力がアップする創作ダンスを作るコツもご紹介していきます。

【基本編】創作ダンスの振り付けを考える手順

振り付けを考えるときは、以下の手順でおこないます。

  1. 誰に向けて踊るのかを明確にする
  2. 誰が踊るのか、レベルを把握する
  3. どのくらいの人数で踊るのかを決める
  4. どんな場所で踊るのかを把握する
  5. 曲を決める
  6. 振り付けの参考になる動画をまとめる

見てくれる人の年齢層やどんな人かなどによっても、適したダンスが変わってくるので、まずは誰に向けて踊るのかを明確にしましょう。目的を明確にしておけば、このあと決める選曲やダンス構成の世界観がぶれなくなります。

次は誰が踊るのかを決めたうえで、その人がどのくらいのレベルなのかを把握します。

​​ダンス初心者が多い場合は音楽のテンポはゆっくりめで、リズムはわかりやすく、振り付けはあまり複雑にならないように配慮しましょう。

何人で踊るのか、人数も大切な要素です。4人で踊る場合と9人で踊る場合ではフォーメーションや構成なども変わってきます。

次は場所を把握します。路面状況や広さによっては、振り付けや構成を変えなければならない状況が出てくることもあるので、必ず下見しましょう。

細かい部分が決まったら、次は曲を決めます。選曲によって振り付けや世界観が決まるといっても過言ではありません。時間をかけてよく吟味したうえで決めることが大切です。

曲が決まったら、参考になりそうな動画をピックアップします。最近では、YouTubeやTikTokなどでダンス動画をチェックできるので活用してみてくださいね。

振り付けが思い浮かばないときは?

目的や曲などを決めても、どうしても思いつかないことも少なくありません。

そんなときは、サビから作ってみましょう。振り付けは曲の頭から作っていくのが基本ですが、サビはキャッチーなものが多く、盛り上がる部分でもあるので、振り付けもイメージしやすい部分です。

作りやすい部分から手を付けていくのも一つの方法です。

振り付けはまずまねしてOK

ダンスの振り付けは、最初はほかの人の動きをまねすることから始めます。

初心者の場合、いきなりオリジナルの振り付けを考えることは至難の業です。

「パクっても良いのかな……」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、振り付けを丸々まねるのではなく、一部をまねると考えてください。

一部の動きをマネて、それに改良を加えて自分の動きにすればOKです。

【応用編】より魅力的な創作ダンスを目指すなら

観客に「完成度が高い!」「魅力的!」と感じてもらう為の創作ダンス作りのコツを紹介していきたいと思います。

完成度の高い振り付けを目指す時に注意すべき点は4つです。

 

  1. 印象的な歌詞やメロディからイメージを膨らませる
  2. 定番のステップを使う
  3. 「間」を意識する
  4. 見せ場を意識する

 

それぞれのポイントを紹介しましょう。

1.印象的な歌詞やメロディからイメージを膨らませる

完成度の高い創作ダンスを作るときは、まずは曲を聞いてイメージを膨らませましょう。

その後印象的な歌詞やメロディを抜き出し、それに合わせた振り付けから考えると、観客に印象に残る創作ダンスを作る事ができます。

わかりやすいのが、「掌を太陽にかざしてみれば」というように歌詞に動きがある曲です。

泣く、怒る、といった感情の乗った言葉も、積極的に振り付けに取り入れると共感を得やすいでしょう。

2.定番のステップを使う

ダンスには、多くのものに使われる共通のステップが存在します。

ヒップホップであれば、「ランニングマン」や「ロジャーラビット」などが定番のステップです。

こうした定番ステップは、ある種使い古されたものではあるものの、その分安定して見栄えがよくなります。

定番ステップばかりでダンスを構成してしまうと盛り上がりにかける印象になってしまいますが、要所に挟めば魅力的な曲のつなぎになるでしょう。

また、自分オリジナルの振り付けと定番ステップを組み合わせても魅力的な創作ダンスになりますよ。

3.「間」を意識する

振り付けを意識して見ていないと、ほとんどのダンスは常にせわしなく動いているイメージがあるかもしれません。

しかし、実は完成度の高く見えるダンスは、そのほとんどが大なり小なり「間」を意識しています。

間とは、曲と曲の合間に肩だけでリズムを取るタイミングを置いたり、待機ポーズで待つタイミングを置いたりすることです。

動きを詰め込みすぎると、見ている側も疲れてしまいます。

そのため、振り付けの間には時間を置いたり、タメを作ったりすると、より魅力的でプロのようなダンスになりますよ。

4.見せ場を意識する

振り付けを作るときは、「ここを見てもらいたい」と思う場所を意識して目立たせましょう。

例えばサビを見せ場にして、中央にダンサーを集めて印象的な振り付けを披露するなどは、定番の創作振り付けです。

逆に間奏部分で、ダイナミックで自由な振り付けで観客を魅了するのもいいでしょう。

加えて、見せ場の前にはフォーメーションの変更や大きめの間を置いたりすると、観客もしっかりとダンスに注目してくれます。

まとめ

創作ダンスの振り付けが思い浮かばない原因は、意外に今回紹介した最初の手順が抜けていることが考えられます。上記で紹介した手順にそって作っていきましょう。

また応用編のより印象的な創作ダンスを作るノウハウもぜひ参考にしてみてくださいね。

初心者限定福岡ダンススクールリアンの池田いくみでした。

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