こんにちは!福岡北九州ダンススクールリアンの池田いくみです。
高校生の文化祭で、ダンス部やクラスの出し物などで「ダンス」を取り入れるシーンが増えています。
授業でも、ダンスがあるため、ダンスが苦手だった人も必然的に踊らなくてはいけない環境であるとも言えるかもしれません。
また、近年は、TikTokやYouTubeなどで気軽に映像でダンスを楽しめるようになりました。
アーティストでも曲中で踊れるかっこいいダンスを取り入れているので、「やってみよう」という気持ちにもなりやすいです。
この記事では、文化祭などでも楽しめる楽曲を紹介します。
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高校生が文化祭でダンスするなら
文化祭でのダンス曲を選ぶ方法として、次の点が大切でしょう。
- 踊る人たちが楽しめる曲
- ノリのいい曲
- 人気のある曲
それぞれについて簡単に解説します。
選ぶ方法①:踊る人たちが楽しめる曲
ダンスを披露する人が楽しめない曲は選ばない方が良いでしょう。
もちろん、クラス全員・もしくは部活動等のメンバー全員の同意を得る楽曲を選ぶのは難しいと思います。
それぞれに考えがあって、好みなども違うからです。
ただし、決める以上はみんなが楽しめるような曲、賛成意見が多かったものなどが良いかもしれません。
好きなアーティストであったり、テーマなどで楽曲を決めたりするのも一つの方法です。
また、選んだ楽曲での振り付けなども、みんなが躍りやすいような振り付けにすることで、嫌な楽曲でも楽しんで踊れます。
曲と、振り付けの両方から考えるようにしましょう。
選ぶ方法②:ノリのいい曲
当然かもしれませんが、踊るのであればノリのいい曲はおすすめです。
踊っている側だけでなく、見ている人も一緒に楽しめるので、アップテンポな楽曲や人気の曲などを選ぶようにしましょう。
踊りたくなっちゃうような曲も、世の中にはたくさん転がっているので、知らない曲でも検討してみると、いいダンスとして披露できるかもしれません。
歌えるような曲も、歌いながら踊れるのでおすすめです。
みんなが知っているような曲で、歌える曲を選べたら、ステージだけでなく会場全体で盛り上がれるかもしれません。
選ぶ方法③:人気のある曲
今、TikTokで人気のある曲は振り付け付きで投稿しているので、探しやすい傾向があります。
また、人気のある楽曲や振り付けは、多くの投稿者が投稿しているので、どの作品(楽曲)が人気なのかがわかりやすいです。
YouTubeなど動画の時間が長いもので、振り付け解説があるものもおすすめですが、人気のある楽曲を選ぶようにしましょう。
また、TikTokやYouTubeなどでアップロードしている動画を参考に自宅でも練習ができるのでおすすめです。
文化祭でおすすめの楽曲
選ぶポイントを踏まえた上で、ここでは盛り上がる楽曲を9曲、紹介します。
【おすすめの曲】
- サカナクション/新宝島
- ゴールデンボンバー/女々しくて
- SEKAI NO OWARI/Habit
- AKB48/恋するフォーチュンクッキー
- TWICE/TT
- EXILE/Choo Choo TRAIN
- BTS/Dynamite
- NewJeans/Super Shy
- Ado/唱
おすすめ①:サカナクション/新宝島
サカナクションのシングル「新宝島」は、 2015年09月30日に発売されました。
映画「バクマン。」の主題歌として書き下ろされ、自分の物語りと映画の物語りをリンクさせることが大変だったとサカナクションの山口一郎さんが語っていた曲です。
それぞれの歌詞では、1番で「漫画家」2番で「ミュージシャン」の気持ちを表現しており、そう言った曲に関する背景を知った上で振り付けを考えてみるのも面白いかもしれません。
全体として、曲のノリやリズム感の良さなど、ダンスにおすすめで、定番の曲とも言えるでしょう。
おすすめ②:ゴールデンボンバー/女々しくて
女々しくては、2009年10月21日に販売されたシングルです。
ノリの良さは折り紙つきで、ネタとしても選ばれやすい曲であるものの、しっかり振り付けをマスターして完璧に踊ればこそ、かっこいいダンスを披露できます。
女々しくては、バンドをやっていた人生で一番貧乏だった時期でした。
作曲するしかなく、遊ぶお金もなかった時に誕生しました。作曲した鬼龍院は、「これは名曲だ!」とデモ音源を披露したものの、メンバーの喜矢武が「売れるわけがない」と思っていたそうです。
お蔵入りになりかけた名曲の女々しくてを、激しくでもかっこよく踊り上げたら盛り上がること間違いありません。
おすすめ③:SEKAI NO OWARI/Habit
Habitは、2022年4月28日(木)に先行配信リリースされた楽曲で、映画「ホリック xxxHOLiC」の主題歌です。
映画監督の蜷川実花氏からのリクエスト「今を生きる若者たちへの優しさを込めてほしい」に応えた作品だと言います。
HabitのMVは、舞台が学校です。
そのため、そういった背景からも選びやすいのではないでしょうか。
TikTokでも、早速話題となっていますが、SEKAI NO OWARI史上で難易度の高いダンスビデオです。
難しい反面、曲は不思議な雰囲気もあり楽しいので、踊り切れたら満足いくこと間違いありません。
おすすめ④:AKB48/恋するフォーチュンクッキー
AKB48の代表曲とも言える「恋するフォーチュンクッキー」は、2013年8月21日に発売したシングルです。
明るくノリの良い曲調、そしてアイドルであるAKB48が可愛く踊る姿など、ファンだけでなく日本中、世界中をも魅了しました。
アイドルの曲ということもあり「可愛くないと踊れない」と思う人もいるかもしれませんが、そういったことは関係なく選べるよう、「可愛いだけじゃなく、しっかり踊れたらかっこよくもなる」ということを伝えていけたら良いかもしれません。
ダンスはしっかり踊れてこそ魅了される表現ができるのだと思います。
衣装も含め、曲のイメージに合うものを用意することは大切ですが、取り組むまでの間などもみんなで楽しめるよう工夫していけたらよいですね。
おすすめ⑤TWICE/TT
韓国のガールズグループTWICEによる「TT」は、リリース以来SNSで多くの人々に親しまれているダンス曲です。特徴的な「TTポーズ」をはじめ、振り付けが可愛らしく、真似しやすいのがポイントです。テンポが速すぎず、幅広いレベルのダンサーが参加できるため、クラスやダンス部での出し物にもぴったりでしょう。
また、K-POPの楽曲は衣装やメイクのアレンジ次第で印象を変えられるため、見た目にも華やかさを演出できます。観客の記憶に残る楽しいパフォーマンスを目指すなら、「TT」は最適な選択です。
おすすめ⑥EXILE/Choo Choo TRAIN
EXILEの代表曲「Choo Choo TRAIN」は、印象的な「トレインダンス」で有名です。メンバーが一列になって円を描くように踊る振り付けは、シンプルでありながら迫力があります。大人数でも揃えやすく、クラス全員で取り組みやすいのが魅力です。また、観客が手拍子しやすいリズムなので、一体感を生みやすいのもポイントです。
おすすめ⑦BTS/Dynamite
BTSの「Dynamite」は、ディスコポップ調の軽快なリズムが特徴で、踊るだけで場の雰囲気が明るくなります。サビの振り付けは真似しやすく、多くの人が一緒に踊りたくなる親しみやすさがあります。K-POPの人気が高まる中で、この曲を選ぶことでトレンド感も出せるため、文化祭のステージで注目を集められるでしょう。
おすすめ⑧NewJeans/Super Shy
NewJeansの「Super Shy」は、軽快なビートとポップなメロディが特徴の楽曲です。2023年7月7日にリリースされてからは各国の音楽チャートを席巻し、TikTokを中心に世界的な「ダンスチャレンジ」ブームも起こりました。
TikTokを中心に話題になった曲なので、多くの観客が親しみを感じやすく、手拍子や一緒に踊ってくれる可能性も高いです。
衣装や小道具で個性を出しながら、元気いっぱいのパフォーマンスを披露すれば、文化祭のステージを一層盛り上げられるでしょう。
おすすめ⑨Ado/唱
Adoの「唱」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のハロウィンイベントのテーマソングとして採用され、その力強いメロディと歌声が話題になっています。
ハロウィンの不思議で少しダークな雰囲気を持ちながら、リズム感もあるため、印象的なパフォーマンスにぴったりです。
この曲は、シリアスな感情を表現するダンスやドラマチックな動きを取り入れると、より一層観客を引き込めるでしょう。サビ部分での一斉の振り付けやフォーメーションの変化を使うことで、迫力のある演出が可能です。また、ハロウィンを意識した衣装やメイクを取り入れることで、楽曲の世界観と文化祭の雰囲気を同時に楽しめるでしょう。曲のもつエネルギッシュな要素を活かし、観客を巻き込んで盛り上げることで、忘れられないステージを演出できます。
まとめ
文化祭でおすすめの楽曲を紹介しました。
選び方のコツも合わせて紹介しましたが、それぞれその時に応じた決め方で検討し、納得のいく形で進めていくことが望ましいです。
そのためにも、提案する時は自分の中で筋を立てること、また、ちょっとしたアイデアとして振り付けの一部も考えておくと良いかもしれません。
大切な思い出のひとつである文化祭を盛り上げられるよう頑張りましょう。