K-POPはアイソレーションが重要！福岡ダンススクールが解説

こんにちは！福岡ダンススクールリアンの池田いくみです。

アイソレーションとは、体のある特定の部位を動かすことです。その部位以外を動かさないようにして踊ります。

現在、基礎練習としてアイソレーションに取り組んでいる人も多いのではないでしょうか？

今回は、K-POPのダンスの中でなぜアイソレーションが重要視されているのか、その理由について解説していきます。

K-POPのダンスで重要性の高いアイソレーションを紹介！

アイソレーションの種類は様々あります。

それぞれ解説していきますね。

ネックアイソレーション

ネックアイソレーションは、首をほかの体の部位から独立して動かす技術です。K-POPファンの間でとくに人気があるBTSの「Go Go」という曲でよく知られています。韓国語で「고민보다 Go」というこの曲では、歌詞に合わせて首をくねらせる振り付けがとても印象的です。

首だけを滑らかに動かすこの技は、見ている人の目を引きつけます。曲のリズムに乗せて首を前後左右に動かしたり、くるくると回したりすると、まるで首が音楽に踊らされているように見えます。ネックアイソレーションをマスターするのは意外と難しいですが、練習すればだれでもできるようになるので、根気強く練習してみましょう。

（公式YouTubeチャンネルより引用）

ショルダーアイソレーション

ショルダーアイソレーションは、肩をほかの体の部位から独立して動かす技術です。K-POPグループITZYの「WANNA BE」という楽曲でとくに注目を集めました。この曲の冒頭部分で使われる肩の動きは、「肩ダンス」として広く知られています。

ショルダーアイソレーションは、リズミカルで印象的な動きを生み出し、楽曲の雰囲気やエネルギーを効果的に表現できるのが特徴です。肩を上下、前後、回転させるなどの動きを通じて、ダンサーは曲のグルーブ感や躍動感を体現します。

また、ショルダーアイソレーションは、ほかのダンス動作と組み合わせることで、より複雑で魅力的な振り付けを作り出せますよ。

（公式YouTubeチャンネルより引用）

胸アイソレーション

胸アイソレーションは、その名の通り胸部を独立して動かす技術です。

K-POPグループXGの「Left Light」という楽曲で使われています。この技術は、胸部以外の体の部位を動かさずに胸だけを動かす必要があるため、習得が難しい技術です。

胸アイソレーションは、セクシーさや力強さを表現するのに効果的です。胸を前後、左右、円を描くように動かすことで、曲のリズムや感情を体現します。

胸アイソレーションをマスターするとダンスの表現力がグッと上がるので、挑戦する価値は十分にありますよ。

（公式YouTubeチャンネルより引用）

ヒップアイソレーション

ヒップアイソレーションは、腰やお尻を使った魅惑的な技術です。

TWICEの「YES or YES」という曲で広く知られるようになりました。とくに女性アーティストの間で人気が高く、多くの振り付けに取り入れられています。

腰を左右に揺らしたり、くるくると回したり、前後に動かす動作を音楽のリズムに合わせてやると、とてもセクシーで魅力的な動きになります。

曲のグルーブ感やノリを体で表現するのにぴったりなんです。

ヒップアイソレーションを使うと、ダンスに華やかさが加わって、見ている人を釘付けにするでしょう。

（公式YouTubeチャンネルより引用）

K-POPのダンスでアイソレーションの重要性が高い理由は？

先ほどは、アイソレーションの種類と共に、アイソレーションが取り入れられているK-POPの楽曲を紹介しました。

一例ではありますが、他にもK-POPの楽曲内でアイソレーションを取り入れているものは多くあり、アイソレーションがいかに重要か感じることができたのではないでしょうか。

ここでは、なぜK-POPでアイソレーションが重要なのか、その理由を解説します。

難易度が高いK-POPアイドルのダンスだからこそ基礎が大切

「K-POPのダンス＝難しい」というイメージを持っている方も多いと思います。

実際、K-POPのダンスはレベルが高く、振り入れが大変です。

だからこそ、「体力」「体幹」「アイソレーション」「リズム感」など基礎的な部分をしっかりしないといけません。

基礎がしっかりしていない状態で、難しいダンスに取り組んでも上手く見えないですよね？動きがお手本と違って見えてしまう原因にもなります。

そのため、練習生の頃から基礎である「アイソレーション」にしっかり取り組ませている事務所が多いのです。

K-POPの音楽性

アイソレーションの重要性は、K-POPの音楽性とも深く結びついています。

K-POPは複雑なリズムや細かいビートを特徴とする曲が多く、アイソレーションを用いることで、複雑な要素を体の動きで表現します。

複雑な動きを表現するには、アイソレーションをマスターしていないとできず、パフォーマンスの質を高めることは難しいでしょう。

そのため、アイソレーションをしっかり習得しておく必要があります。

様々なダンスジャンルがミックスされている

K-POPは、HIPHOPやハウス、バレエなど1曲の中で様々なジャンルのダンスが取り入れられていることで有名です。

複数ジャンルのダンスに取り組まなければいけない中で、共通した動きがあります。その1つが「アイソレーション」なのです。

アイソレーションができないと、様々なダンスジャンルに対応できないということです。

そのため、アイソレーションの重要度は高く、基礎練習としてじっくり取り組むようですね。

まとめ

今回は、K-POPダンスに取り組む中でアイソレーションの重要性を解説しました。

これからK-POPダンスに取り組みたい・現在K-POPダンスに取り組んでいるという方は、ダンスの基礎である「アイソレーション」の練習を頑張ってみてくださいね！

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