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K-POPはどんなダンスジャンル?JPOPとの違いも徹底比較

こんにちは!福岡ダンススクールリアンの池田いくみです。

最近K-POP、JPOPのどちらか分からない楽曲やアーティストが増えたと感じていませんか?

今回はその疑問を解決するべく

 

  • K-POPダンスって結局どんなジャンルなのか?
  • JPOPとK-POPの違い

 

について解説していきます。

K-POPダンスにはどんな特徴があるのか?

まず、K-POPダンスについて解説していきましょう。

K-POPダンスを構成する3つのダンスジャンル

K-POPダンスは韓国の曲で踊られているダンスで主に3つのジャンルで構成されていることが多いです。

 

  1. ヒップホップ
  2. ガールズヒップホップ
  3. チアダンス

 

ボーイズグループの力強いダンスはヒップホップ、ガールズグループのしなやかでセクシーなダンスはガールズヒップホップの要素が強いです。

また、ガールズグループのダンスではチアダンスの要素も含まれる事が多いです。

K-POPダンス“らしさ”を生む2つの特徴

ただのヒップホップ、ガールズヒップホップなら国内外のアーティストに踊られているので見たことがあると思います。

しかし、K-POPは「K-POPらしい」と感じませんか?これには理由があります。K-POPダンスには他には2つの特徴があるからです。

一つ目は歌詞とリンクした特徴的な振付、そして二つ目は目まぐるしく変わるフォーメーションです。

歌詞とリンクした特徴的な振付

K-POPダンスの最大の特徴はサビの歌詞を連想させる振付です。

TWICEのTTは泣き顔を連想させる振付、BTSのAnpanmanは拳を高くつきあげるヒーローを連想させる振付となっています。

K-POPダンスは、サビにキャッチーな振付を入れる事で、曲だけでなく視覚的にも印象的なダンスになっています。

目まぐるしく変化するフォーメーション

K-POPアーティストは複数人でのグループでの活動がメインになっています。

その人数を生かしたフォーメーション(立ち位置)の変化に富んだダンスも印象的です。

フォーメーションが変化することでダンスに奥行きが生まれ、まるで舞台を見ている様な気持ちにさせるのもK-POPの特徴と言えます。

何が違うの?JPOPとK-POPの違い

ここからはK-POPとJPOPの違いを解説していきます。

K-POPとJPOPの大きな違いは3つあります。

1つめの違いは歌詞、2つめの違いはメロディ、3つめの違いは歌い方です。

それぞれについて詳しく解説します。

歌詞の違い

K-POPの歌詞は、基本的にテーマが明確で、一回聞けば内容がわかるものが多い傾向にあります。

また、曲名を歌詞に多く盛り込むため、1度聞けばタイトルと曲名が一致するのも特徴です。

サビは曲名をなんども繰り返す、という構成も少なくありません。

一方、JPOPの歌詞は詩のようで、1度聞いたあとに歌詞カードを見返すことで歌詞の意味がようやくわかるものが多い傾向にあります。

曲名と歌詞を両方あわせ、はじめて意味のわかることも多いため、どこか文学的な印象もあります。

メロディの違い

K-POPのメロディは、基本的にアメリカのヒップホップを意識している傾向にあります。ラップ調を基調にした、ノリの良い曲のイメージです。これが、いわゆるK-POPらしさを生み出しています。

一方、JPOPは多彩なメロディがあります。

K-POPのようにアメリカンヒップホップを意識したものから、民謡のようなゆったりとした曲まで、全てを包括してJ-POPというからです。そのため、色々なメロディがある、ということがJPOPの特徴ともいえるでしょう。

歌い方の違い

これはグループでの違いになりますが、K-POPとJPOPではボーカルが大きく異なります。

K-POPでは基本的に歌唱力の高いメンバーが1人で歌うことが多く、サビでも他のメンバーはハモるのがメインです。つまり、ダンス担当とボーカル担当が分かれています。

一方、JPOPではグループ全員で歌う事が一般的で、ハモリはそこまで意識されていません。特に女性グループはこの傾向が強く出ます。

K-POPとJPOPのダンスの違いとは

K-POPとJPOPは、歌だけでなくダンスにも違いがあります。

K-POPのダンスはスタイリッシュで真似しやすい振り付けやポージングを意識したものが多い傾向にあります。

これはK-POPという業界全体の販売戦略で、TikTokなどのシェア文化を意識して作られたものであるからです。

それだけでなく、ガールズグループはセクシーさを意識した振付が多く、ボーイズグループはアメリカのヒップホップダンスに独自のテイストを加えた振付が多い傾向にあります。

一方、JPOPのダンスは型にはまらず、曲のイメージにあわせた自由な振付が多くなっています。

ファンの年齢層に合わせて、キャッチーな振付を盛り込むことも多く、女性アイドルグループならかわいらしさを、男性アイドルグループならカッコよさを意識した振付が多用されています。

また、JPOPのダンスは特定の振付師が考えることが多いですが、K-POPのダンスは常に複数人の振付師が意見を戦わせながら振付を決めています。

この点も、K-POPとJPOPのダンスの違いを生むポイントといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

JPOPとK-POPの違いはダンス、楽曲ともに多くあります。

ただ、どちらも多くのファンを魅了し、日々進化していることは共通しています。これからも進化し続けるふたつのポップスから目が離せませんね。

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