こんにちは!福岡ダンススクールリアンの池田いくみです。
『ダンスといえば?』この質問にあなたは何と答えますか?
ブレイクダンスや社交ダンス、中にはフラダンスと答える方もいるかもしれませんね。
今あげたダンスは、ダイナミックな動きが魅力的で有名だったり、土地柄で有名になったりしたダンスかと思います。
では、今SNSで話題沸騰中の“チェアダンス”をご存じでしょうか?
私たちの生活でとても身近にある椅子を取り入れた、誰でも気軽に楽しめる新しいタイプのダンスです。
2024年9月に米MTVビデオ・ミュージック・アワードでBLACKPINKのLISAさんがチェアダンスのパフォーマンスをしたことで話題となりました。
SNSが欠かせない今の時代。
そのSNSで話題沸騰中のチェアダンスをチェックしない訳にはいきませんね!
チェアダンスとは一体どんなダンスなのか?
詳しく見ていきましょう!
Contents
チェアダンスの歴史
チェアダンスはチアリーディングから派生したダンスです。
チアリーディングとは19世紀後半にアメリカで、フットボールチームを応援するために始まったダンスです。
椅子を道具として使用することで、新しい表現や複雑な動きができるようになりました。
それをきっかけに、“チェアダンス”として発展しました。
日本では1980年頃から進化してきました。
ショーダンスとして知られていたダンスですが、時代の変化とともにダンスも変化し、今では新しいパフォーマンスとなりました。
BLACKPINKのLISAさんのパフォーマンスが話題になったことで、もっと発展する可能性大ですよね!
LISAさんはセクシーな表現でありながらも、一つ一つの動作がキレッキレでカッコ良さも加わった素晴らしいダンスを披露していました。
これを機に興味を持たれた方も多いでしょう。
では、チェアダンスとはどういうダンスなのかを説明します。
チェアダンスとは?
かんたんに説明すると、椅子をダンスの道具として使用し上に乗ったり、座ったりして自己表現するダンスです。
ダイナミックな動きもあれば、セクシーさをアピールする動きもあります。
ショーダンスの頃はセクシーな振り付けが主でしたが、今では様々な振り付けがあるので“魅せるダンス”と言えるでしょう。
また、椅子に座りながらでも身体を動かせるダンスなので、健康維持のためのダンスでもあります。
チェアダンスの魅力
先ほどお伝えしたように、チェアダンスはチアリーディングから派生したダンスなので、アクロバティックな動きや、アップテンポな曲を想像される方もいるでしょう。
ですが、チェアダンスは様々なジャンルのダンスや曲で楽しむことができます。
ベースとなるダンス
- ジャズダンスベース: ジャズダンスの動きを椅子に取り入れた、華やかでダイナミックなスタイル
- ヒップホップベース: ストリートダンスの要素を取り入れた、力強くアグレッシブなスタイル
- バレエベース: バレエの優雅な動きを椅子で表現した、繊細で美しいスタイル
- 現代舞踊ベース: 自由な表現を重視し、身体の動きを最大限に活かしたスタイル
曲調
- アップテンポ: 軽快なリズムの曲に合わせて、活発な動きを表現
- スローテンポ: ゆっくりとした曲に合わせて、情感豊かな動きを表現
- バラード: バラード曲に合わせて、切ない感情や美しい情景を表現
- ポップ: ポップな曲に合わせて、明るく楽しい雰囲気を表現
表現性
- テーマ性のあるダンス: 特定のテーマ(例えば、映画、季節、物語など)に基づいて、ストーリー性のあるダンスを表現
- 自由表現: 特定のテーマに縛られず、自由に自分の感情や個性を表現
- グループダンス: チームで一体となって、シンクロした動きを表現
- ソロダンス: 個人が主役となり、自分の個性を際立たせたダンスを表現
組み合わせを変えていくと多種多様なダンスであることは間違いないですね。
個人的には、自己表現がしやすくオリジナリティがあふれるように感じました。
椅子を選ぶ、照明を調整する、足の運び方や座り方を変える。
これら一つ一つの選択が、その場の雰囲気やダンスの印象を大きく左右します。
例えば、落ち着いた雰囲気の椅子を選ぶことで、しっとりと大人っぽい印象に。
一方、カラフルな照明を当てることで、活気あふれる空間へと変化します。
ダンスにおいても、足の運び方一つで、優雅なバレエから力強いヒップホップまで、表現の幅は無限大です。
チェアダンスは年齢や場所を選ばない
魅力的なチェアダンスは幅広い人々が挑戦できる踊りです。
さまざまなケースをご紹介しますね。
お子様
様々なダンスや曲調を組み合わせることで想像力や表現力が身に付きます。
『お友達と仲良く同じ』といった協調性だったり、『自分だけの』といったオリジナリティだったり。
身体や心の成長とともに、魅せ方が変わっていくのも素敵です。
同じ振り付けでも子どもの成長とともに全く別のダンスに見えることでしょう。
激しい動きが苦手な方
激しい運動が苦手な方でも、始めやすいダンスではないでしょうか。
椅子につかまりながら足をあげてみたり、座って上半身だけで表現したり。
無理をせず、身体を動かすことにフォーカスすれば、挑戦しやすいですね!
多国籍
ダンスは身体を使って踊ったり、自分を表現したりするものです。
お互いに言葉が通じなくても、見て真似してみたり、 色々な国の方々と一緒に踊れたら楽しそうですよね!
チェアダンスの始め方
せっかく興味を持っても、どうやって始めたらいいのかわからない方もいるでしょう。
始め方は色々あります。
ダンススクールに通う
チェアダンスを行っているダンススクールを探してみましょう。
ダンススクールでは、プロダンサーやインストラクターから指導してもらえる為、正しいフォームを身に着けることが出来ます。
また仲間がいるのでダンスをすることへのモチベーションが上がりやすいですよね。
お互いに確認しあえることもメリットです。
デメリットとしては、通う時間だったりレッスン料がかかってしまう事や、自分の都合の良い時にレッスンがあるかどうかです。
ダンスサークルに参加する
地域のダンスサークルをチェックしてみましょう。
ダンスサークルは比較的スクールに通うよりも安価で参加できます。
本格的なスクールよりはダンス好きが集まってワイワイやるといった感じのイメージです。
スクールに通うにはちょっと抵抗がある方はサークルから初めて見るのも良いと思います。
デメリットとしてはスクールに比べると専門性に欠けてしまうところです。
1人1人というよりはみんなで楽しく一緒にといった感じなので、本格的に練習したい方はダンススクールに行くのが良いでしょう。
独学
やっぱり誰かと一緒にやるのは恥ずかしいという方は、動画を見ながら独学で学ぶこともできます。
メリットとしては費用がかからない事と、自分の好きな時間にできるという事です。
デメリットとしては間違った動作で覚えてしまう可能性が高い、コミュニティが広がりにくい事です。
動画を見ながら、自分の動作が合っているかどうかがわかりにくく指摘してくれる人もいない為、間違って覚えてしまうリスクが高いです。
間違った動作を続けてしまうと身体を痛めたり、怪我をしてしまう可能性が高いので注意が必要ですね。
まとめ
● チェアダンスの歴史 ● チェアダンスとは? ● チェアダンスの歴史 ● 年齢、国籍問わず ● チェアダンスの始め方 |
ヒップホップダンスやブレイクダンスに比べて、チェアダンスはまだあまり知られていない種類ですが、だからこそ初心者からでも始めやすくなっています。
経験者だらけの中に初心者が入っていくのは勇気がいりますが、周りがみんな初めてだったり、始めて間もないとしたら仲間入りしやすいですよね。
身体を動かすことは健康にも、心にも良いことです!
血流を良くしたり、筋肉の強化、ストレスを軽減するなど。
表現を考えたり、発見したり、趣味の仲間が増えたりなど、楽しみが増えますね。
新しいことに挑戦するだけで、自信もつくことでしょう。
ぜひ、一歩踏み出してみませんか?
定員数に限りがございますのでお早めに!
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